毎日コムネット
毎日コムネットについて簡単に銘柄分析します^ ^
[事業内容]
同社は学生マンションの開発と管理を行っています。
学生マンションと聞いても需要があるビジネスと思わない方が多いのではないでしょうか?
調べている方はご存知だと思いますが、日本国内は減少傾向ですが海外の学生が増えているので実際はここ数年ずっと横這いです。
売上の柱は
◾︎不動産デベロッパー(フロー)
◾︎不動産マネジメントです(ストックス)
です。
資料を見て頂くとメインはマネジメント事業でマンション管理がメインです。
不動産デベロッパーは最近需要が増えてきているみたいてす^ ^
[最近の決算]
1Qの発表があり進捗率は高水準ですが、下落トレンドでしこりが多いのかヤレヤレ売りが続いています。
また増益の理由がデベロッパー事業の収益物件が1件から2件と増えた事が要因で一過性と思われてるのかもしれません。
しかしここ最近は仕込み不動産の勢いも良く去年は既に7件の仕込みが終わっていますので一過性ではない事がわかりますし、同社はあくまでも不動産の売却がメインではなくその後の管理受託がメインなので販売した後も引き続き利益を得られます^ ^
[中期計画]
2020年5月期に経常利益20億プラスα
[2Q決算]
毎年2Qは減収になりますので1Qの数値から下がります。
季節変動があるビジネスなので2Qは例年からすると営業利益で1億ぐらいマイナスと予想されます。1Qの数値が良かった分、上方修正する可能性は高いように思います。
減収要因のワークスジャパンは柱のビジネスでは無いですが学生にとっては必要な事業なので本業をささえる為の良いブランディング戦略となってます。
[資金繰り]
去年末にみずほ銀行とコミットメントライン契約を結んでいます。
今後金融引き締めがあっても100億円の借り入れは約束してるので同社の事業規模なら十分資金を回す事が出来るでしょう。
記憶に新しい不動産ビジネスといえばTATERUやエリアリンク増資失敗が頭に浮かびますから。
[まとめ]
◾︎学生は横ばい(留学生増)
◾︎親が安心安全な所に住まわしたい
◾︎入居率13年連続100%
◾︎みずほ銀行と100億のコミットメントライン
◾︎販売用不動産を売った後は受託管理でストッ ク収益
◾︎不動産オーナーは自分で管理するより毎日コムネットに委託した方が未入居リスクが少ない
◾︎2Qは減収だか例年の流れからすると上方修正の可能性が高い
◾︎中期計画上振れの可能も
◾︎来年に大型物件の契約あり