PERは1株当たり利益に対し、株価が何倍まで買われているかの指標ですが、銘柄によりPERの基準は大きく異なります。
不動産や製造業は景気循環株として扱われるのでPERは低いものが多いです。
逆にPERが高いものは社会インフラや食品などの生活になくてはならないものです。
要は将来の売り上げの見通しが立ちやすいか否かです。
PERが低いから、配当利回りが高いからといって購入しても来年、再来年の一株益や配当金が下がってしまえば当初買った目的と違う事になります。銘柄を選定する時にこの会社は景気循環寄りなのか、それともディフェンシブな銘柄なのかを考える癖をつけるといいですよ。